光の街・ニューヨークの息を呑む魅惑の夜景スポット8選


地下鉄の階段がすごく急な街、ニューヨーク。
信号は守らない街、ニューヨーク。
家賃が異様に高い街、ニューヨーク。
お世辞にもきれいとは言えない街、ニューヨーク。

けれど、日が沈むと街全体から暖色の光が放たれ、人々を魅了してやみません。
世界中からヒト・モノ・カネを引き付けるこの街を訪れて、夜景を見ない人はほとんどいないと思いますが、
ニューヨークの夜景スポットは有名な展望台だけではありません。
そこで個人的におすすめしたいマンハッタン周辺の夜景スポットを紹介したいと思います。

 

■ブルックリン・ブリッジ・パーク/ Brooklyn Bridge Park

定番と言えば定番ですが、ブルックリンから望むロウアー・マンハッタンの夜景は随一。
日中でも壮観な都市景観を眺められますが、夕方以降に訪れるとやはり感動があります。
ロウアー・マンハッタンはオフィス街なので、平日がおすすめ。

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ニューヨーク独特の暖色系のオフィス照明の色と空の青がよく映えます。

 

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ニューヨークの夜景のハイライトは大きく2つに分けられ、1つがこのロウアー・マンハッタン。
もう一つはミッドタウンです。

 

・アクセス


マンハッタンから地下鉄で行く場合は、地下鉄A、Cラインのハイ・ストリート・ブルックリン・ブリッジ・ステーション
から徒歩11分です。
夜の駅までの帰り道は人気が少なくなるので、一人の場合は早歩きをおすすめします。

 

 

■マンハッタン・ブリッジ / Manhattan Bridge

ニューヨークには全米最古の橋でもあるブルックリン・ブリッジというあまりにも有名な橋もありますが、
その隣に架かるマンハッタンブリッジからの景観は開放感にあふれます。
手前のブリックリン・ブリッジ越しに見えるロウアー・マンハッタンのスカイラインが印象的なスポットです。
ブルックリン・ブリッジに比べると利用者はローカルの人が圧倒的で、徒歩でのアクセスは決して良いとは言えず、
観光客はほとんど見かけません。

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マンハッタンブリッジから望む夕暮れのロウアー・マンハッタン。
基本的に橋の歩道の外側には背丈を越す金網が設置されていますが、数カ所だけ写真を撮る用の穴が開けられているんです。笑
それもまたニューヨークっぽい。

 

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日が沈むと同時に輝きはじめる。
東京・お台場からのレインボーブリッジと重なる東京都心の景観は、ここを意識して作られたものだと勝手に思い込んでます。

 

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なお、こちらの橋は車の他に地下鉄も通っている上に竣工から105年が経過していることもあり、
電車が通る度に橋全体が揺れます。

 

・アクセス


マンハッタンから地下鉄で行く場合は、地下鉄Fラインのヨーク・ストリートから徒歩12分とやや微妙な距離ですが、
行く価値は十分にありますよ。

 

 

■ガントリー・プラザ州立公園 / Gantry Plaza State Park 

ニューヨーク市を構成する行政区の一つ、クイーンズにある水辺の州立公園。
イーストリバーを挟んでミッドタウンの対岸から正面にスカイラインを眺められる絶好のポイントです。
周囲は超高層マンションが立ち並ぶ場所でもあり、住環境はとても豊か。
そのため、至るところに街灯が設置されているので夜も安全です。
ここでの夜景撮影はしておらず恐縮なのですが、夜景のイメージについてはこちらのリンクをご覧ください。

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正面にミッドタウン全体がパノラマで見渡せます。

 

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辺りにはイーストリバー沿いにオープンスペースが多々設けられているので、晴れた日はオアシスのようになるエリアです。

 

・アクセス


マンハッタンから地下鉄で行く場合は、地下鉄7ラインのバーノンブルバード・ジャクソンアベニューから徒歩5分。

 

 

■ヘルムズリー・ビル / Helmsley Building 

東京駅と姉妹駅であるグランド・セントラル・ターミナルのすぐ裏にそびえる超高層ビルです。
クリスマスは緑と赤など、時期・時間によって様々なライティングが壁一面に施されるので、インパクトは絶大。
このビル、映画「ダークナイト」のポスターでバットマンのエンブレムが焼き付いていたビルだそうですよ。

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写真ではわかりませんが、一定の時間で頭頂部がキラキラしたり、動きのあるライティングが特徴です。

 

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夜でなくても、パークアベニューのオフィス街は壮観なものがあります。

 

・アクセス


グランド・セントラル・ターミナルから徒歩5分の距離です。

 

 

■テューダー・シティ・プレイス / Tudor City Place

ここを”夜景スポット”と言っていいのか微妙なのですが、個人的に好きな場所。
ミッドタウンの42丁目をひたすら東へ行くと、立ち並ぶ古めかしいマンションや
とても雰囲気の良い公園がある場所にたどり着きます。
そこからマンハッタンの東西を貫く42丁目をやや高い位置から見下ろすことができるんです。

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夜にはライトアップされた神々しいクライスラービルが。

 

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ストリートの両側からそびえる高層建築がニューヨークを感じさせてくれますね。
このまま西へずーっと行くとタイムズ・スクエアに出ます。

 

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辺りはとても閑静な住宅街なので、観光客らしき人を見たことはないです。
なお、この場所は「マンハッタンヘンジ」という年に2回しか見れない現象を見る絶好のポイントでもあります。

 

・アクセス


参考にグランド・セントラル・ターミナルからは徒歩11分です。

 

 

■ハミルトンパーク / Hamilton Park

ここを見ずしてニューヨークの夜景は語れない!笑
初めて訪れた時はこの世の光景とは思えませんでした。
ハドソン川を挟んでニューヨーク州のお隣、ニュージャージー州はウィーホーケンの高台に位置する公園で、
ちょうど正面にミッドタウンの神々しい夜景が拝めます。
ハドソン川を渡らなければならないのが若干の手間ですが、それを差し引いても一見の価値は十二分にあります。
その上、周辺は閑静な住宅街なので混雑もありません。

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ここから見ろ、と言わんばかりの立地なんですよ。
タイムズ・スクエアから放たれる光量は凄まじいものがあり、少し湿度のある日は一層それを感じられると思います。

 

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これを撮影していた時、1〜2mくらいの距離で地元のカップルが長時間ハグやらキスやらしてた。
三脚構えて無言で撮影をしている男と、すぐ隣でイチャつくカップルというのはかなりシュールな画だった。

 

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時期によっては、ちょうどミッドタウンの後ろから登る朝日を見ることもできるスポットです。
ただ、早朝と深夜はパーク内には入れないのでご注意。

 

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パークに向かう途中にはマンハッタンを見渡せる最高のローケーションが所々にあります。
ハドソン川を渡るとマンハッタンの喧騒を忘れてしまうくらいに静かなんです。

 

・アクセス

マンハッタンからはポートオーソリティ・バス・ターミナルからバスに乗っても行けますが、
あえてフェリーで行く方法をご案内。


ミッドタウンの40丁目をひたすら西へ行くと「NY Waterway」というガラス張りのフェリー乗り場が見えてきます。
乗り場の名称は「MIDTOWN / W.39th St.」で、行き先は「PORT IMPERIAL / WEEHAWKEN」です。
建物内の自動発券機で決して安くはないですが、片道(大人9ドル(5歳以下無料))の切符を購入して、乗船します。
フェリーは10〜20分おきに出ていて、乗船時間は約10分。渡り船からの景色もそこそこ非日常ですよ。
こちらから出発時刻を確認できます。
なお、平日の夕方は帰宅ラッシュで混雑しますが、それはバスでも同じですね。

「PORT IMPERIAL / WEEHAWKEN」に着いたらパークまで約15分歩きます。
途中、少々辛い階段がありますが、あの光景を見れば疲れはすぐに吹っ飛ぶはずです。笑

帰りもフェリーの場合、夜に「MIDTOWN/W. 39th St.」に着くことになりますが、
周囲には街灯も走っている車も多いので、決して危険ではないです。
ただ、歩いている人が少ないだけです。

 

 

■ピアエーパーク / Pier A Park

ハドソン川沿いに位置する公園で場所はニュージャージー州のホーボーケンです。
休日はカップルやファミリー、友人同士で訪れる人が多く、どこか東京の豊洲公園と同じ匂いがしてすごく雰囲気がいい。
こちらからは煌めくロウアー・マンハッタンやエンパイア・ステート・ビルなどミッドタウン方面が望めます。
ただ、川沿いということもあり、いつも風がやや強い印象。
しかしながら、こちらのパークも訪れるのはローカルの人ばかりなので、混雑はありません。
というよりは、観光でニューヨークに行くのにブルックリンではなく、
わざわざニュージャージーまで行く人は限りなく少ない。笑

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ロウアー・マンハッタンはウォール街周辺こそオフィス街で形成されていますが、
ハドソン川沿いには高層マンションが立ち並んでいます。

 

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中央、一番高いビルが全米一、且つ世界で4番目に高いワン・ワールドトレードセンターです。
それを頂点に三角形のスカイラインを形成しているのが印象的。
ワン・ワールドトレードセンターの下に見える発光体のように輝いているビルは、
ゴールドマン・サックスの本社が入るビルです。

 

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そして、もはや説明不要の建築物、エンパイア・ステート・ビルは愛されて86年。
ライティングの色は日によって変わります。

 

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パークから望む夕暮れのホーボーケンです。暖色の照明は心を落ち着かせてくれる効果がありますね。

 

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ピアエーパークのすぐ近くにはフランク・シナトラ・パークというハドソン川に浮かぶ公園もあります。
ここ、ホーボーケンは「ニューヨーク・ニューヨーク」を歌ったフランク・シナトラが生まれた地でもあるんですね。

 

・アクセス


マンハッタンからはパストレインでホーボーケンの駅まで。そこから徒歩で3分です。

 

 

■究極・・空から見下ろすニューヨークの夜景 / The Ultimate Photo Experience

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もはや夜景スポットというより手段ですが(笑)、東京でもニューヨークでも上空から見た夜景は興奮!狂熱!そして感動!
紹介するのは、ヘリはヘリでも穏やかな遊覧飛行とは少々異なり、写真撮影に特化したサービスで、
何と言っても最大のメリットはドア全開でマンハッタンの街並みをダイレクトに眺められるところ。
そんな究極の体験を提供しているのが、こちらのFlyNYONです。
ニューヨークには遊覧飛行を提供しているヘリのフライトサービスは多々あり、
それらはマンハッタンの周囲をフライトしますが、私の知る限りマンハッタンの街の真上を飛べるのは、FlyNYONだけです。
(もし違っていたらすみません。。)

 

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サイトは全て英語ですが、予約はwebからできる上に支払いはクレジットなので、とてもシンプル。
懸念事項や質問がある場合、サイトに記載のメールアドレスにメールを送るとフランクに何でも答えてくれます。
撮影に特化した、と言っても観光目的であれ、一人であれ、スタッフのみなさんは常に笑顔でゲストを歓迎してくれます。
もちろん一眼で撮影に情熱を燃やす人もいますが、iPhoneやGoProでムービーを撮影する人など、
ニューヨークを訪れた記念に乗る人が多い印象です。
価格は15分219ドル、30分499ドルです。
値段だけで判断すると高いと思われがちですが、それを凌駕する体験、価値がこれにはあります。

 

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ヘリポートはニュージャージーとマンハッタンにもありますが、マンハッタン発着のフライトは15分で449ドルと、
かなり割高になります。

なお、予約した時間帯に最少の搭乗人数に満たない場合は搭乗時間の変更をお願いされることも。
フライトルートと座る位置は事前に話し合って決めます。
また、ヘリは飛行機と異なり、雲の中へは入れないので滅多にあることではないですが、
霧が濃い時などは街の上を飛ぶのを避ける場合もあります。
飛び立つ瞬間から機内は暴風に見舞われるので、目を正常に開けられるようになるまで少々時間を要します。笑

マンハッタンに向けてヘリが飛び立てば、そこは完全なる非日常の世界です!

 

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ニューヨークの代名詞とも言える自由の女神。

 

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こちらはヘラルド・スクエア付近の上空から見たミッドタウン。
かの有名なマディソン・スクエア・ガーデンは夜になるとブルーにライトアップされます。

 

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ニューヨークのもう一つの代名詞・エンパイア・ステート・ビルとミッドタウン全景。
ミッドタウンの夜景は本当に壮観・・・

 

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パークアベニュー付近の上空から望むミッドタウン。
まさに夢見心地でまばたきをするのももったいないような光景を見れます。

 

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新年のカウントダウンの聖地、タイムズ・スクエア。

 

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マンハッタンの都市計画の特徴でもある碁盤目状に張り巡らされたストリートは、夜になるとオレンジ色の長い直線に変化する。
それを高い位置から見れば見るほど、まるで電子回路の基盤のように見えてきます。
もはや硬質で重厚な人工物で構成された、都市という名のアートです。

ぜひ一生に一度の体験をされてみてはいかがでしょうか。

 

・アクセス


ニュージャージーのヘリポートへはパストレインとタクシーで行きます。
パストレインで最寄駅のジャーナル・スクエアまで行き、そこからヘリポートまでタクシーを利用します。
おすすめは配車アプリのuberです。
(というのも、過去にジャーナル・スクエアからタクシーに乗ったら約15分の道のりで
ヒスパニックの運転手に40ドルも取られた苦い経験があるので・・)

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uberでしたら片道で10ドルかかりません。
予約したフライトの45分前までに到着すればOKです。

 

■最後に・・・

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今回紹介したスポットはニューヨークでもほんの一部ですが、有名な場所以外にも実際には数え切れないほどの夜景スポットがあります。
泊まるホテルやゲストハウスからの窓、民泊のAirbnbで部屋からの眺望を重視して探すのも手です。
また、インスタグラムでローカルのフォトグラファーの写真をチェックするのはかなり有効な手段かと思います。

有名なスポットから夜景を眺めるのも悪くないのですが、こんな大都市の夜景を静寂の中で眺めるのも、また景色を独占しているような錯覚(笑)を味わえて乙なものかと。

これらを参考に脳裏に焼きつくようなニューヨークの夜景を楽しんでいただけましたら幸いです。

 

 

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